汗だくでDIYに励んだ第1章が終わり、今回からは連載の新章が始まります。
お店をやるからには、売る商品やサービスが必要。
さてラボメンはマニマニで一体、なんのお店をやろうというのでしょうか。
第二章 学生が一日店主を務める喫茶店
夏休みも後半にさしかかり、
部活に、行楽に、勉強にと
なにかと忙しい学生の夏休み。
DIY作業もひと段落し、
「さあ、そろそろ本題だぞ」と言わんばかりに、
やなぎがこんなことを言い出しました。

最終的にここで、
どんなお店をやるかを決めていこう。
これまでもちょくちょく出ていた話題でした。
「ニュードだから、綿とか糸に関する何かがいいかな」
「絵(やなぎのスケッチ)に描かれていた、喫茶店とか」
「ワークショップとかもできるよ」
「古民家カフェとかできたら楽しい」
みんなの意見を思い返すと、
喫茶店やカフェといった意見が優勢。
気づけばイベント当日まであと1ヶ月ちょっと。
もう、なにもかも決めていかないといけません。

同じ町内で、コーヒー豆を売っているお店があるのを見つけてね、
さっき初めて行ったら、
アイスコーヒー専用の豆っていうのを売ってたんだ。

そう言って取り出した小さな紙袋には、
コーヒー屋さんらしき名前と「アイスブレンド」という
印字のあるシールが貼られていました。

まだ、どんな店をやるとも決まってはいないけど、
ひとまずは、このコーヒーを淹れて味わってみることに。

アイスコーヒーに使うなら、
細く挽いて時間をかけてドリップした方が、
氷で薄まってもおいしいらしいよ。
カフェを営むお友達から受けたアドバイスだと言います。

これくらいでしょうか。
紙のフィルターを用意していなかったので、
今日はアウトドア用のステンレスのフィルターで試します。
そしてドリップ。
学生がここに立ってコーヒーをドリップする光景は、
この場所がまだマニマニと呼ばれるようになる前から、
スケッチで描かれていました。

スケッチのタイトルは、
『学生が一日店主を務める喫茶店』。

雇われたアルバイトでも手伝いでもなく、
学生自身が、この場所のマスターであってほしい。
そんな思いのもと、スケッチが描かれてから8ヶ月。
その未来はもう、ほとんど実現しているのかもしれません。
ーーさて、コーヒーが落ちました。
氷のカップに淹れたてのコーヒーを注ぐと、
さっきから立ち上っていたいい香りが、
手で持ったカップの中にぎゅっと閉じ込められた感じがします。

乾杯!
味の方は……。

すっきりした味でおいしい……!

僕はすっぱいコーヒーが苦手なんだけど、
ビターめで、飲みやすい。
この日、もともとコーヒーが好きなメンバーが集まっていたけど、
熱いままロックアイスに注いだためか、
砂糖やミルクを入れなくても後味がやさしく、
「これならきっとみんなに、気に入ってもらえる。」
そんな手応えを感じた瞬間でした。

今回の検証をもとに、
不参加のラボメンにもグループチャットを通じて呼びかけて意見をまとめた結果、
10月、マニマニで開店するのは、
スタバみたいな、テイクアウト式のコーヒーショップに決定しました。
マニマニ開店準備の物語は、新しい局面に突入。
はてさて、この先にどんな冒険が待っているのでしょうか!