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教室の空気が、いつもと少し違っていた。演奏会での演奏を引き受けてくれたチェロ奏者であるこみてつさんが、本番前の試奏のために学校に来てくれたからだ。 こみてつさんの陽気な登場にほっとしたのも束の間、ラボメンが綿の弓をこみて

糸を蒸して撚り止めしてから一週間、いよいよ本番で使う“綿の弓”を完成させる日がやってきた。 この日の市民活動センターには、今までで最多となる６人のラボメンが集まっていた。けれどその内訳は、段取り班３人と、糸撚り班３人。

撚った糸の“撚りを止める”。 板の上に整然と並んだ糸に蒸しタオルを載せて、アイロンやスチーマーで高温の蒸気と圧力をかけていく。 ネットの情報によれば、15分から20分くらい蒸せば糸の撚りは止まるという。 もし蒸しが甘くて

ついに『糸撚り』班の冒険が佳境に。板持ってサウナに行く冒険、見たかったなあ（笑） 長く、暑かった夏休みが終わり、いつものチャイムと、いつもの友達と過ごす日々が戻ってきた。 夏休み明けの定期試験もなんとか乗り越えて、ラボメ

じぶんラボの生徒たちと一緒に取り組んでいるプロジェクト「綿で紡ぐメロディ」が、地域情報紙『タウンニュース 平塚・大磯・二宮・中井版』の２０２５年９月１２日（金）号に掲載されました。 記事では、プロジェクト実施の経緯やコン

「綿で紡ぐメロディ」演奏会の演奏者と演奏会場が決定しましたのでご紹介します。演奏会に興味を持ってくださった方は、演奏会予約フォームからお申し込みください。 演奏者のご紹介 こみてつ（本名：小宮哲朗）さん平塚出身のチェロ奏

プロトタイプ・コットン・ボウのつづき。 完成した直後に壊れてしまった弓。糸を止めるのに使用した楔（くさび）が、張力に負けてどこかへ飛んで行ってしまったのだ。 それから後日の活動日。前回の失敗を踏まえていくつかの改善を取り

大立ち回りで会場をおさえた『段取り』班の活躍から移って、次は『弓作り』の任務を買って出たラボメンの冒険を垣間見ていきましょう！ 『弓作り』とは言っても、原木を加工して弓を作るわけではない。市販の弓に張ってある毛を取り外し

会場をさがせ：１に引き続いて、段取り班の冒険の様子をお届けします。 ひらつか市民活動センターを出発して、ひらしんホールの自動ドアをくぐるとすぐ右手に総合受付があった。これまで何度かここを訪れたことはあっても、なにか用があ