天然素材でつくられたTシャツには、
「肌にやさしい」「環境に配慮している」といった魅力があります。
でもその一方で、
「洗濯に弱そう」「すぐヨレそう」
そんな不安を持たれることも少なくありません。
せっかく気に入ってもらえた服なのに、
“大事にしすぎて着る機会が減ってしまう”
なんてことがあったら、本末転倒です。
だからニュードのTシャツは、「耐久性」にもこだわりました。
たとえば、毎日のように洗って、干して、畳んで、また着る。
その繰り返しにしっかり耐えられるように、
生地の「編み方」に工夫を凝らしています。
Tシャツに使われるコットンの生地は、
短い綿の繊維を撚(よ)り合わせて、
それを煮沸する“撚り止め”をした糸で編まれています。
この「撚り」には、
時計回りにひねる“S撚り”とその反対の“Z撚り”の2種類があり、
それぞれ、元に戻ろうとする力があります。
そのためどちらか片方だけの撚り糸で編まれた生地は、
洗濯や乾燥を繰り返すうちにその力が偏って、
裾や袖がねじれたり、生地がヨレてしまったりすることがあります。
そこでニュードは、
S撚りとZ撚りの糸を交互に組み合わせる
「SZ編み」という特別な編み方の手法を採用しました。

これは、それぞれの撚り糸が持つ特性を
お互いに打ち消しあうように設計された編み方で、
洗濯や着用による型崩れやねじれが起こりにくくなっています。
だからやわらかく、心地よく、それでいて、何度洗ってもヨレにくい。
「天然素材だから繊細で扱いが大変!」
そんなイメージを変えるTシャツを目指しました。
一年前の発売以来、我が家の子どもたちもコンスタントに着ていますが、
肌触りが悪くなったりヨレたりというようなことはないようです。
でもでも、背が伸びて丈が合わなくなってきたので、
もうひとつ大きいサイズに切り替えてもらおうかな。
さあ来週は、耐久性に関する“首回り”の工夫の話。
実はサイズによって、仕様を変えてあるんです。
お楽しみに!
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※夢工房かしわぎさんでは、店頭販売のみの取り扱いとなります。